関山嶺山步道は片道の上り距離は450メートル近く、一部の道はかなり険しいため、縄を掴んで断崖絶壁をよじ登る必要があるので、結構体力を費やすキツイハイキングになる。この步道は木造の階段から始まり、步道の0.5キロまでに坂を登ってから、険しくが視野が広い稜線を歩き始め、「雲は山の中で漂い、山は雲の中に流れる」ような高い山の壮麗な景色を満喫できる。步道の沿路には高い海拔の森の植被及び様々な地形の景観は壮大快闊に広がり、天まで届けそうなツガの森、クモスギの森と傲然と佇む枯れた白木林、又は変遷初期にある玉山のヤダケ草原は全て台湾の高山生態の豊かさと活力を表していて、步道の傍らの絶壁と露出した巨岩の間から、緑いっぱいの植生は巨大な生命力を広め拡大していく。山道は険しく曲がりくねっていて、この綺麗な百岳の步道を歩く時は特に気を付ける必要があり、步道の0.5キロからあまり離れていない所には、「故許公阿送岳友遭難記念碑」が立たされて、昔ここで深い谷に足場を踏み外して転げ落ちて遭難した登山者を記念しながらも、他の登山者に安全を心がけて、この山道を登る時には気を付けるべきとの記しでもある。